■猛き黄金の国     脚本・演出 石田昌也    轟悠/月影瞳/絵麻緒ゆう/湖月わたる

三菱の創始者、岩田粥太郎の生涯 幕末ロマン。
原作本宮ひろ志

岩田粥太郎に、轟悠   妻・喜勢に月影悠

面白いんだか、つまらないんだか、よく解かりませんわ・・この作品。


坂本竜馬初め、歴史上の有名人物が、ぞろぞろと出てくるのですが、
すべて、散乱しすぎていて、これと言って誰にも感情移入が出来ない。
観終わってから、なーーーーーーんにも残りませんした。

合間に合間に現代の若者を登場させるのは、面白いとは思たったんだけど・・。
かなり説明的<すぎ。>
上手く笑いも、取ってるは、いるんだけどね・・・。

イシちゃん&ぐんちゃんは、いつものように素敵。役柄もピッタリはまり。
だからこそ,くやしい気すらしましたよ。。。ぐぐぐ。。
もっと、どうにかしろ!!!!もったいないぞ!

ワタルさんも、素敵だし・・。イシちゃんと相性がいいみたいですね。。彼。
芝居が素直だし。浸透圧が高い感じ。

でも、どうも、私は「だめ」みたい。こーゆー作・演出。

もしかして、気づいてみれば、
石田昌也って先生と、私、合わないのかも。

私が作品鑑賞した彼の作品は、これで3作目。ついに、キレタ!私かも・・。
なんだか、テレビのバラエティー番組みたいで〜
小技で笑かしてぇ〜・・・・<笑かすのは、まあ、いいわ・・>でも、
無理こじ、安易にまとめる・・・・みたいなぁ〜<苦笑>   これが嫌。。。

ま、それも、がんまんしたとしても・・・・彼はかなりのステレオタイプ。と見受ける。 これはほんとに嫌。。
頭だけ使って、書いてる感じがする。ハートがない。        >吠え〜!!
イメージ戦略だけで、内容がない・・とも言える感じ。言葉のあそびとか・・・。
だめ。。だめ。。。ヾ(≧∇≦)〃ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!

岩崎の生涯!つーより、岩崎の説明。カタログ岩崎みたい。<苦笑>
電気製品の説明書じゃないっつーーの。<笑>
それとも、政府推進のニート対策ドラマか? <笑>

三菱のロゴまで出てきた時には、もう、完全にシラケタ。ガクゥゥ・・(||__)/・・
もう、「だめ。」 (T△T)うぅ

嫌悪・・抵抗すら、感じる私です。

岩崎の生涯をネタにするにしても、ある一面・・場面だけでいいから、もっとじっくり芝居にしてほしかったな。

しかし、イシちゃん、余裕で、あそんでましたね。いい感じです。。。あーーー、もったいない。!!

最後に、こびる訳じゃありませんが、石田先生、役を書く・創るのは、上手いと思うのだけど・・・ >(-。-) ボソッ

★パッサージュ  作・演出  萩田浩一

とても、美しいショーです。
もちろん、イシちゃんの美しさを際立てています。
メイクも、ナチュラルだよん〜。(o^-^o) いひっ
トップとしての余裕・貫禄もあり、
何度も観れば観るほど、引き込まれていくショー。

オープニングから、真っ白な衣装、そして黒エンビ。
シンプルながら、イシちゃん「美」が光る!!

ピンクの衣装・羽のシーンも、美しい・・。
絵馬緒ゆうさん、朝海ひかるさんは、イメージがピッタリですね。
ホワッ!と、柔らかくて・・・。
そこに、セリで出てきた〜〜!!クールなイシちゃん!!
また歌がクールでいいんだわ。。。うっとり。(*・ ・*)ぽっワーン

「硝子の空の記憶」のシーン超好きです。
無表情のイシちゃん&ぐんちゃん。
イシちゃんの、美しさが、映える!映える! ぐんちゃんも素敵。
もう、観ているだけで涙が出てきます。。。
髪型・衣装・お顔・・・すべて「ツボ」にはまりました!!

イシちゃんならではの良さ、内面のキャラを表現できたショーだと思います。
柔らかい・・繊細・・・まじめ・・・そんなショー。。。。

あと印象的だったのは、ワタルさんの、女役黒い羽!
素敵〜〜!!!!!超色っぽいです!外国で受けそうキャラですよね。。
観ればみるほど、彼を好きになっていく私。。。(*⌒д⌒*)アハ

と、未来優希の歌!つーか、声!!!
この方の声・歌い方いいわァ〜!!!! すごく気を惹きました。。
これから楽しみかも。。。。(o^-^o) いひっ

お気に入りのショーです。

このビデオには、6幕 <地獄の王>が入っていません。
チラリと、映像だけ見ましたが・・・・観たい!!黒髪長髪で、かっこいいぞ!


■愛燃える    作・演出 酒井澄夫        轟悠/月影瞳/絵麻緒ゆう/朝海ひかる
呉国の王・夫差と、征服された越国の姫・西施との愛の物語

夫差に、轟悠  西施に、月影瞳  越国将軍に絵麻緒ゆう  呉国将軍に朝海ひかる

イシちゃん・ぐんちゃんコンビで、雪ラストの公演。
期待大なのに、なぜか、まったりした舞台です。。

衣装もとても綺麗だし、ストーリーも面白そうなのに、なぜかしら・・・?

むしろ、夫差の役は、「美味しい役」。
壮大な歴史を背景に、
権力を持ちながら戦に疲れた男、女はスパイと解かっていながら恋に落ちる・・という
<大人の男>の魅力の見せ場がいっぱいの役。

なのに・・・
どうも、舞台がスカスカで、温度が低い印象を受けました。
香寿たつきさんが、居ないからかしら・・・?  (T△T)うぅ

暗転が多いとか・・?        ウン“((。。*)コクリ   たぶんそう思う。。
それに、シーン展開にメリハリが全然ない。
同じようなテンションのシーンがダラダラつづく。

歌も「愛〜〜」のテーマ曲以外は、みんな同じに聞こえるような曲。
間の取り方も、各自長いとか?・・・・(・_・?)ワカラン

いや・・・はっきり言おう!           >自分のHPだもんね・・吠え〜!

脇を固める方達が、よくないと思う。
がんばってるのは解かるのですが・・
持ち味のキャラの問題か?迫力は、しぼり出してはいるのだけど、
空気がシマラナイのよ。

香寿たつきさん!!!出てきてくれ〜〜!!戻ってきて〜!   
と、叫ぶ私
舞台の空気が浮いているょ〜〜  ヘルプ〜!!(T△T)うぅ

若手の方々は、皆さんすごくよかったように感じたのですが。。

中盤から後半、どうにか、盛り上がった感じです。

イシちゃんは、前半、王の威厳?と言うか、大人の男を意識しすぎて
少し演技が重くなりすぎてる気もしました。
平和ボケた王みたい・・・・・        ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
もっと、、キュートに表現しても、充分伝わる気もしましたけど。。
もう少し、チャキチャキ感があってもよかったのでは?
やはり、女性が、演じる「男」は、静的なドン!!とした存在感を出すのが難しいかもね。
それでも、イシちゃんでしか、「出来ない」・・ってのはありますが。。

西施を見つめる眼の演技は、すばらしかったです・・・・。もう、悩殺!!
戦う男のキツイ目から、あんなに、優しい眼になるのだ!!
かつ、寂しそうな、孤独なお目目。

でもねぇ・・・・なんだか唐突に「愛〜!!燃える〜」なんて、盛り上がるのは無理も感じる。
もっと、二人のプロセス・・・シーンがほしかったかも。
一目ぼれ・・では、説得力がないのよね・・。  私には。

案外こーゆー印象の作品は、日を追って見直すと、味が出てくるのかもしれません。。
なんせ、雪組みトップ最後の作品・・。
これから何度も観て努力してみよ〜<笑>

私ったら、イシちゃん&ぐんちゃんの芝居を見るだけで、反射的に涙が放出する身体になっている
はづなのになぁ〜・・・今回は、反応が鈍い自分でありました。。

ラストシーンは、かなり絵画的。素敵でした。

そうそう、なんか、こう、絵画的ゆえか?すべて平面的で・・。
臨場感とかがない舞台だった気もします。

ああ・・・。  >・・……(-。-) ボソッ。

・・・追伸・・・・

轟悠雪組み二番手&トップ・ビデオ鑑賞をすべて終えて、今また何度も観ています、この作品。そこで追伸です。


初め、何度か見た時は、まだ作品鑑賞4作目ぐらいでして・・。
今、轟経験ツアー後、観ると、夫差王は、轟悠にピッタリだと、感心してしまっています。
イデタチの美しさ、お顔の完璧さは、今さらでもありませんが。

この不差ですが、とてもエキセントリックな激しさを持っている。
神経症的エゴイスト。。。
でも、ほんわか柔軟なラブが、苦手なイシちゃんには、合っていると思う。。
嫉妬で、王孫椎をあっけなく殺すシーンなど、イシちゃんかなり色っぽい。
男の嫉妬。こーゆー男をもっとやってほしかったな。  >
ラビックも嫉妬するあたり最高よかった。
嫉妬で、暴れたり、人にあたりちらしたらもっと、ハマルと思う。。
顔が超美形だから、絶対にみっともなくならない。。ブ男には絶対できない芸当だもんね。

よい王を目指しながらも、わがままで共感性の少ない行動を取り
西施に入れ込んでしまうなども、表現不足の処がある不器用なイシちゃんとだぶってしまう。。
そこが、可愛い。<笑>

なんせ、格闘技のイシちゃん<笑>戦争に疲れながらも、まだ人を信じられず、
どこか被害者意識をちらつかせ、、葛藤している。
「これが、王なのか・・?」
「これが、雪組みトップなのか?」なんて言ってそうに見えるのよね。<苦笑>
「また、一人か・・・」
そうそう・・・イシちゃん、現象学的には、いつも一人じゃない?<苦笑>
マケヅ嫌いで、かたくなだもんね・・・。<憶測です>

将軍が何言っても、聞く耳みたづ、キレテしまうとかも
きっと、周りがダメ出しなんてしようもんなら聞かないでしょうね・・イシちゃん。<憶測です>

「おまえも、去っていくの・・」  (ノ_-。)ウゥ・・・ぐんちゃん、先に退団表明したんだもんね・・。
でも、グンちゃんだけが、最後まで愛してくれて・・・・(ノ_-。)ウゥ・・・
「微笑みはうそでも、愛はほんとです・・」なんて、わーーー・・・・泣けてしまう。
ラスト、やっぱり幸せに抱き合わないのも、イシちゃんらしい。。
「西施〜!!」叫びながら、苦悩の表情で、終わる・・・。
あーーー、イシちゃんのキャラだ、まったく。

不差って、ちょっと「狂気」だけど、だからこそ、イシちゃんでしょ〜〜<笑>
不器用だから、あたりまえに折り合い、抜き差しできない。

「クール」って、熱くなると、「狂気」に変わりやすいのよね。<持論>

やっと、愛・愛・愛・・って、数少ない「恋愛」作品でも、「憎しみも愛・・」
だなんて、格闘家、イシちゃんにぴったりです。

嫉妬とか、憎しみとか。。。そーゆー愛情のあり方がイシちゃんには
合っている。。。。「燃えやすい」のでは?

そして、イシちゃんパワーで、ぶち切れてる脚本を消化し、演じてしまうあたりも、
当り役なんだろうな〜
作者は、普段のイシちゃん見ていてこんな不差を書いたのかな。。

最近は、これみて、泣けるようになった私です。。。

イシちゃん、かっこいい・・・。


★Rose garden         作・演出岡田敬二

うう・・・・。(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
これもまた、さらに・・・・・ノレナイ。

振り付けがツマンナイかも。
古い・・・単調・・・。

しかも・・バレエ的なシーンは、あまりにちょっと・・・。( ̄_ ̄ i)タラー
振りも、踊り手も、考えないと、ひたすら、やぼに見えます。。。学芸会??

と。。。つっこみ処満載。

ぐんちゃんが、時たま「鈴木その子」に見えたりして。。( ̄_ ̄ i)タラー
そんなぁ〜〜!!私ったら、ひどい!
でも、これがさよなら公演だなんて・・・もっとヒドイ!


衣装もやぼったい。。パステル色も映えない。

あの・・「バラ戦争」の、旗や衣装に付いてる花印?
お弁当袋のアップリケみたいで・・・サンリオピューロランド・ミュージカルかぁ〜!
戦士の衣装も、スターウォーズかぁ〜???       >吠える自分!
演出も、なんか「変」・・・・・??????

トップになっての風格が着実に付いているイシちゃんなので、
クールな魅力は突出してるのですが・・・・・。

なぜか、もやもや・・・が残ります。。。

しかし、このレビューも何度か観るうちに、味わい深いのかも知れません・・。努力してみます<笑>
こーゆーことが出きるのが、ビデオ・DVDの良さです。。(^◇^)ケッケッケ...

最後に、
「ジェラシー」は、素敵でした。


そして、ぐんちゃん&イシちゃん!ラブ♪ お疲れさまでした。。(T△T)うぅ


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